看護教育の始まりは明治時代
日本の看護教育の始まりは、明治10年代になります。
また看護教育の手本となったのは、1820年から1910年の生涯のほとんどを看護に費やしたフローレンス・ナイチンゲールの考えです。
ナイチンゲールは別名「クリミアの天使」「ランプを持ったレディー」などと言われ、現代までの看護の基礎を築いた偉人です。
但し、明治初期の看護教育は社会体制が未整備でしたので、病院独自で看護師の養成教育が行われていました。
その後、明治20年に入り日本赤十字社による看護師の養成が始まり、従軍看護婦の必要性や日赤の「博愛精神」などが注目され、やっと看護師の養成教育が順調にスタートできるようになりました。
大正4年には「看護婦規則」が施行され、看護師の最低年齢が18歳で、看護師養成期間は1〜2年となりました。
昭和16年代には戦闘で傷ついた兵士などの看護が必要になり、その為に多くの看護師を養成する為に看護教育が盛んに行われました。
またこの頃に看護師の最低年齢も16歳に引き下げられ、女学校を卒業すると無試験でも看護師資格を与えたり、期間が短い看護養成学校が設立されたりしました。
昭和23年より、次の法律が制定され新しい制度に基づいた看護師の養成教育が始まりました。
- 保健婦助産婦看護婦法(昭和23年)
- 看護婦学校養成所指定規則(昭和24年)
この法律の制定により、看護教育制度が社会的にも確立されて現在まで引き継がれています。
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