看護師国家試験の受験者数と合格率!

看護師国家試験の受験者数と合格率!について

看護師国家試験の受験者毎年5万人以上もいるのですが、その合格率は毎年90%前後にもなり、かなり高いのが特徴です。だからといって簡単な試験ではありません。

看護師国家試験の試験内容は範囲も広く、かなり難しい問題が出題されるのですが、それにもかかわらずこの高い合格率であるということは、ほとんどの受験生が看護学校の教育カリキュラムや実習でしっかり学習し知識と技能を身に付けて、自信を持って受験に臨んでいることがうかがえます。

看護師国家試験の受験者数と合格率

回数 試験年 全受験者数 全合格者数 新卒合格者数 全体合格率
第100回 2011年 54,138 49,688 46,785 91.80%
第101回 2012年 53,702 48,400 46,928 90.10%
第102回 2013年 56,530 50,224 48,413 88.80%
第103回 2014年 58,891 52,900 50,846 89.80%
第104回 2015年 60,947 54,871 52,547 90.00%
第105回 2016年 62,154 55,585 53,547 89.40%
第106回 2017年 62,534 55,367 53,177 88.50%
第107回 2018年 64,488 58,682 55,764 91.00%
第108回 2019年 63,603 56,767 55,216 89.30%

看護師国家試験は新卒一発合格を目指すのが断然有利!

 看護師国家試験を受験する際に注意しておくポイントは、新卒での一発合格を目指すべきという点です。

下表は、既卒者と新卒者の合格率を示した数値ですが、既卒者は新卒者に比べて合格率が圧倒的に低いというのが現状です。

新卒で受験し不合格になった場合、大変厳しい状況に直面することになる可能性があります。

 この原因は、「新卒者」は多くの学習時間を勉強に割いて学習できますが、「既卒者」は、就業しながら受験勉強に取り組む必要があり、学習環境が新卒者より厳しくなるのが大きな要因と推測されます。

 なので、一つの目標に向かって友達と一緒にモチベーションを保ちながら学習しやすい環境にある新卒での一発合格を勝ち取れるように、しっかり受験対策に取り組み準備することが大切になってきます。

既卒者と新卒者の合格率
回数 試験年 既卒者 新卒者
第103回 2014年 42.5% 95.1%
第104回 2015年 39.2% 95.5%
第105回 2016年 35.5% 94.9%
第106回 2017年 35.6% 94.3%
第107回 2018年 44.5% 96.3%
第108回 2019年 29.3% 94.7%

年々増加する男性看護師

 小学校・中学校・高校の女子に「あこがれの職業はなんですか?」とアンケートで質問すると、看護師がよく上位にランクインします。

「あこがれの職業」に就き実社会で活躍することを目標にして、毎年5万人以上もの人が実際に看護師国家試験にチャレンジし、90%も合格していることから大変人気のある職業だということがわかります。

 近年では東北大震災の影響や自然災害が多発していることからか、困っている人を助けたいという思いの男子も増えており、みんなの前で口にこそ出しませんが、看護師になりたいと思っている男子も多くなっているそうです。

医療現場でも女性看護師だけでなく、男性看護師の人数が年々増加しており、多くの現場で男性看護師が活躍しています。

●看護師を目指すには、必ず看護学校を卒業し、看護師国家試験の受験資格を得る必要があります。

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■検索できる条件■
学費・入学金,募集人数,入試出願状況,オープンキャンパス状況,学部・学科の特長,奨学金制度,偏差値

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