高校生から看護師になるには

高等学校を卒業した時点からすぐに看護師をめざすには、次の3つのルート(方法)があります。

看護師になるには高校を卒業してからでは遅いのでは?と思っている人も中にはいるかもしれませんが、看護師として働いている人は、高校卒業後、看護学校に進み看護の勉強をし始める人が最も多いのが実情です。

看護について学ぼうと思えば高校卒業前から始めることも可能ですが、現在看護師をしている人のほとんどは、高校を卒業し、次の3つのいずれかのルートで看護学校に進み看護師になっています。

ルート1:看護専門学校
ルート2:看護短期大学
ルート3:看護大学

ルート1:看護専門学校(3年制)
看護専門学校(3年制)は、看護師になるのはもっとも一般的なルートです。

看護専門学校の大きな特徴は、看護理論についての勉強もしますが、看護の実践学習がもっとも多く、看護技術の習得に重きが置かれています。

これは、看護現場での看護師は、新人であっても即戦力を求められることが多いのがその理由です。

ルート2:看護短期大学(3年制)
看護短期大学に進学し、看護師になる人は全体の比率からすると少ないといわれています。

実践的な学習力を重視している専門学校と看護理論を重視している大学との中間的な位置にあたるため、理論についてある程度勉強しながら、看護技術についても習得することが可能です。

ルート3:看護大学(4年制)
看護大学は、看護学校の中では学習期間が一番長く、卒業するまでに4年間勉強することになります。

看護大学の特徴は、看護師の仕事では基本である注射のしかたなど実践的な学習や看護学についても詳しく学びますし、看護学とは直接関係ありませんが、社会学、心理学、語学など周辺の学問についてもまんべんなく勉強することができます。

じっくりと勉強し看護師をめざしたいという人にとっては最適なルートかもしれません。

高校生から看護師をめざすルート

高校生から看護師をめざすルート

 総合カリキュラム校は4年間在籍します。

●看護師を目指すには、必ず看護学校を卒業し、看護師国家試験の受験資格を得る必要があります。

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