病院の看護師求人に直接応募しての探し方

看護師の転職支援会社にエントリーすると、アドバイザーと電話やヒアリングなどで面談をした後に、1人1人に合致した病院などの就職先を案内してしてくれます。

その他には、自分自身から関心がある病院を伝え就職できるかどうか相談することだってありますし、上手くいけば、それ以降、面接日の設定という感じです。

でも、時々の都合や事情で人材紹介会社を通じた求職活動を中止しようと考えた時、病院などに直に応募したり申し込みをしても大丈夫なのでしょうか?

直接、病院へ応募しても嫌がられないか?

採用側の医療機関は転職支援会社からのエントリーだと割高な仲介手数料を払わなくてはいけないのです。

そういった背景から、何よりも中規模や小規模の医療機関の場合はダイレクトな求人応募を喜んで迎え入れています。

ダイレクト応募の看護師限定で転職支度金を出してくれる病院も存在するほどです。

求職案内や採用案内等は病院のホームページに設けられているので申請方法に沿って申し込みましょう。

万が一見当たらなくても、あなた自身でクリニックや病院へコンタクトして、看護師の求人募集を行っているか尋ねれば答えてもらえます。

中途入社であれば4月に縛られることはなく、多くの病院では看護師不足が慢性化しているので問合せしてみた方が賢明です。

大規模な医療機関では、現場見学会や就業説明会を実施している病院などもあり積極的に参加するのも有りです。

紹介された後、直で病院へ連絡をしても大丈夫か?

登録した転職サイト側が病院へあなたを紹介した後に直で問い合わせるのはNGでしょうか?

ポイントはあなたの個人情報が医療機関へすでに連絡済になっているかどうかだと思います。

通常、転職サイト側は、「応募している看護師さんがいるのですが、どうでしょうか?」と、病院へ匿名でプロフィールを送付しています。

その後、「一度面接してみたい」と病院側が要望すれば、転職サイト側は面接する気はあるかの確認を求職応募者に行います。

ここまでは、病院へ求職応募者の個人情報は知らされていません。

要するに面接が確約されていない段階であれば、あなたの個人情報は病院側は知らないわけです。

面接が決定する前だったら

面接が確約する前だったら病院へ個人個人で連絡を入れて面接を頼んでも心配はいりません。

「個別に探してみようと思います。」と専任のアドバイザーへ連絡すれば何の問題もありません。

「この看護師さんのプロフィールは以前に人材紹介会社から送付されたな」と履歴書などで判明することもあり得ますが、大きな問題にはなりません。

病院へ採用が決定した後、転職サイトを退会すれば連絡もこなくなりますので、簡単に退会可能な人材紹介会社を利用しておいた方が無難です。

面接が決定した後だったら

面接が確約した後でダイレクト応募に変更するのは、私はやめた方がいいと思います。

面接を受ける意思があるということを病院側に連絡されていた場合、求職者の氏名など個人情報は知られていると思います。

面接の日取りなどを決定しようとアドバイザーがあなたの代理として病院と調整をしてくれています。

人材紹介会社では安心して任せられないなど、大きな問題があれば別ですが、わずかでも担当アドバイザーに悪いなと思うのなら止めた方が賢明です。

医療機関が面接をしたいというのは採用する意思があるからで、ダイレクト応募へ変更する利点がほとんど見受けられません。

紹介料がかかっても採用したいと思える人材だと感じたから面接を行うのです。

転職サイトや人材紹介会社では求人募集を行わないという考えの医療機関なら、最初から面接など受けてもらえません。

応募しても断られたら

医療機関の中には、人材紹介会社などを全く利用する意思のない病院などもあります。

「この病院に自分は応募したい」と担当アドバイザーにお願いしても、人材紹介会社などを利用する意思のない病院であれば、当たり前ですが断られます。

この場合、多くのアドバイザーは「募集はしてないそうです。」と返答すると思います。

直接応募したら面接してくれる可能性がありますよ。」と、言うアドバイザーはいないと思います。

人材紹介会社を通じて応募し面接拒否されても、この病院に絶対就職したいのなら、直で電話するのも有りだと思います。

もし面接拒否されたとしても、ダメもとで損することは何もありません。

面接を受けて不採用だった場合は

人材斡旋会社を通して以前に面接をやっているケースではどうでしょうか。

もしかすると、ダイレクト応募しておきさえすれば就職できたのでは?このように考える方もいると思います。

言うまでもなく採用するかもしれない意思があったので面接を実施したものと言えます。

しかし、不採用だったという結果を見ると、当時の医療機関ではニーズとマッチしていなかったことが考えられます。

その後、歳月が経過していたなら病院のニーズも変容しますし、もう一度エントリーしてきたあなたの意気込みを高評価してくれることもあり得ます。

率直に、「過去に、人材斡旋会社からの紹介で面接をしてもらった者です。」と言ってみて、面接官の反応を確かめてみましょう。

実際には採用されることもあり得ますし、ダメでも次を探せばいいだけです。

応募して内定を断った場合は

応募して内定を断った場合、人材紹介会社の担当コンサルタントに即相談して、応募先の病院に連絡してもらえば採用してもらえることもあります。

人材紹介会社に問題があり紹介会社を通したくない場合は、直接応募先の病院に連絡し正直に事情を言えばいいでしょう。

医療機関と人材斡旋会社との契約取り決めについて

医療機関と人材紹介会社との人材斡旋契約では、病院側が面接を1度でも行った看護師については、数か月間はその看護師の応募は受諾しない等の取り決めをしているケースもあります。

採用する病院側からすると、人材紹介会社から看護師を紹介してもらい形式上面接拒否してから、後に個別に採用すれば人材斡旋会社に高い仲介料を払う必要がなくなります。

これでは人材紹介会社の経営が成り立ちません。

また、医療機関がニーズの合った人材を探す手間を省くために、人材紹介会社を重宝し利用している場合は、人材紹介会社から不信感を抱かれるようなことは避けたがります。

双方共の信頼関係で成立している人材斡旋業なので、まずは内定を断ったことを病院に話し相談してみるのが無難です。

人材紹介会社を利用しない方が採用には有利なのか?

採用したい人数が一人の場合、人材斡旋会社を通じて応募してきた看護師と、ダイレクトに応募してきた看護師がいたら病院側はどう判断するどうでしょうか。

技量や勤務条件が同様であれば、ダイレクトに応募してきた看護師を採用する可能性もあります。

勤務条件は関係なく、この病院に就職したいというのなら直接連絡してみるのも一つの手段です。

一方、年収をアップさせたい、休暇を多く取りたいなど、希望条件が多いなら人材紹介会社に仲介してもらい代理で勤務条件の交渉を行ってもらうのがベストです。

また、就業先や勤務条件に固執しないなら就職できる可能性の高い病院を探してくれるので、手間暇がかからずスピーディーです。

但し、看護職の人材紹介サービスを提供しているところは数多く存在するので、適当に登録すればいいというものではありません。

当ページでは看護師さんから実際に評判の声が高い求人サイトのみを絞って紹介していますので、参考にしていただければと思います。

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