看護学生や社会人経由での看護師就職活動

看護学生の就職活動について

看護学生は看護師国家試験の受験前に就活する！

看護学生の就活っていつするのか知っていますか？看護学生の場合も、看護師国家試験の受験前に、すでに就活をする人がほとんどです。

国家試験に合格することを前提にして、国家試験を受ける前の年から就活をします。
こんなことが出来る理由は、看護学校卒業生の看護師国家試験合格率が１００％近くあるからかもしれません。

一般の大学生の場合は、就職先が多職種にわたり多くありますが、１つの就職先をその中から選択し、求人企業側からも必要と思われなくては就職できませんので、就活は大変きびしいものになります。

経済学部や工学部の場合は大学３年の冬から就職活動を行い、大学のＯＢやＯＧの就職先を訪問したり、各会社の就職説明会に参加したり、インターネットで各企業との面接予約を確保したりとあわただしい時期を過ごすことになります。

看護学生の場合も一般の大学生と同じように学生の時から就職活動を行いますが、就職先は病院が多いようです。

看護学生の就職先 第１位は病院

看護学校の学生の就職先で一番多いのが病院です。看護学校では必ず看護実習を行うので、その時の実習先病院へ就職したい場合は、卒業し看護師免許を取得すればそのまま就職が決まることが多いようです。この場合、就活は必要ありません。

看護学校卒業生の約２割は、実習先の病院へそのまま就職するようです。看護師はニーズが高いので、就職率も１００％近いものになっています。

もし実習先の病院に自分が働きたいと思っている診療科がない場合は、他の病院を探し就活する必要があります。就職ガイダンスが看護学校で開催されますので、その情報を基に、志望する病院への問い合わせや資料請求などを行います。

看護職の就職・転職活動で役に立つサイト

看護職の就職・転職活動で、便利に活用できるものとしては、｢ナースセンター｣と「看護師専門の人材紹介会社」の２つがあります。

１．ナースセンター
日本看護協会内に中央ナースセンターがあり、各都道府県にも１ヵ所ずつ設置されています。北海道、東京、神奈川には、ナースセンター支所が設置されており、求人情報が収集されており閲覧できます。

ナースセンターは看護職の資格を持っている人を対象にした｢ハローワーク｣と同じようなものです。ここの就職情報は、インターネットから希望条件を設定できるのでマッチング検索が簡単にできます。

２．看護師専門の人材紹介会社
看護師の求人は以前から非常に多く、現在も看護師専門の求人サイトが多く開設されています。

当サイトでは、TOPページの「看護師求人 利用者数が多いオススメ就職・転職サイトＴＯＰ５」で紹介していますの参考にして下さい。

看護学生の中には看護師の就職先を探している人だけではなく、保健所や養護教諭を希望する人もいます。

その場合は、看護師以外で必要となる資格試験に合格して、さらに公務員試験、教員採用試験を受験する必要があります。

看護師国家試験に不合格の場合は内定取消しもある

看護師として採用してくれる病院、企業、役所などは、看護師国家試験に来年の春、合格した看護師を採用する予定でいますので、実習先の病院であろうが、他の病院であろうが、どちらに就職する場合でも「看護師国家試験に合格すること」が絶対目標になります。

看護学校を卒業しても国家試験は不合格になった場合、内定取消しも十分あり得ますので、しっかりと勉強し一回で合格できるように努力しましょう。内定を出してくれた病院に迷惑をかけないようにする必要があります。

社会人経由での転職・就職活動について

社会人経由での就職について

社会人として社会経験を十分積んだ人が、看護学校に入学することも最近では多くなっています。

社会人から看護学校に入学した人が病院などの就職先を探す場合、社会径験がプラスに働くこともありますが、逆に年齢の壁があったり、使いにくい、扱いにくいなどマイナスの評価を受けてしまうこともあります。

また給料や待遇面でも社会人から25、26歳でやっと看護師になったとしても、21歳の社会人１年目の新人看護師と同じです。

このような面では、今までの社会経験が生かされず評価されないこともありますので覚悟も必要です。

社会人としての経験を活かすには、就職・転職先に病院を選択するより、福祉施設や保健施設などのほうが、有利になる場合が多いようです。

このような職場では、それまでの社会経験も十分に活かしながら働くことができる職場が多いからです。

社会人から看護学校を卒業し、転職・就職活動をする看護師は、病院ではなく、社会福祉分野や保健分野へ就職する人が多くいるのが実情です。

看護師の転職について

看護師不足が慢性化している現状では、看護師専門の転職サイトが多く開設されており、休職中の看護師の掘り起こしや需要も多くなっています。

当サイトでは、TOPページの「看護師求人 利用者数が多いオススメ就職・転職サイトＴＯＰ５」で紹介していますので一読下さい。

看護師は、活躍できるフィールドや選択肢が広く、求人数も多い有益な職業といえます。

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