看護師国家試験の試験科目
看護師国家試験で出題される試験科目は次の10分野になります。
- 人体の構造と機能
- 疾病の成り立ちと回復の促進
- 健康支援と社会保障制度
- 基礎看護学
- 成人看護学
- 老年看護学
- 小児看護学
- 母性看護学
- 精神看護学
- 在宅看護論及び看護の統合と実践
但し、今後も改正があった場合、試験内容が変わっていくことも考えられます。
看護学校側も改正に対してカリキュラムを変更対応するので「看護学校で勉強したカリキュラム内容が看護師国家試験に出題される」ということに関しては変わりありませんので、学校でしっかりと授業内容を学ぶことが、国家試験合格への早道となります。
看護師国家試験を受験する際のコツや注意するポイント
看護師国家試験の出題数と試験時間
午前・・・150問(165分)
午後・・・90問(150分)
【受験時のポイント・コツ】
看護師国家試験は長時間に渡って試験が行われます。午前と午後に分けて行われる試験は、それぞえ2時間以上もありますので集中力が要求されます。
特に午前中の試験は、1問あたり1分少しの時間で解答しないといけないので即断力やスピードも必要です。
わかる問題はすぐ解答し、迷った場合は最後に回して解答するなど、要領良く解答していけるかがポイントとなります。
看護師国家試験の出題形式
計算問題においては、
4肢択一形式・・・4つの選択肢の中から1つを選択して解答します。
5肢択一形式及び5肢複択形式・・・5つの選択肢の中から1つまたは複数を選択して解答します。
となっていましたが、これに加えて平成25年に実施する看護師国家試験から、より確実に評価するために、直接数字を解答する出題形式が取り入れられることになりました。
状況設定問題においては、
午後に出題される問題のうちの60問が状況設定問題になります。
状況設定問題とは、「このような状況にある時に、こんな患者さんがいる場合の正しい看護方法とはどのようなものですか?」というような出題形式の問題です。
選択問題の場合はある程度の知識と記憶力で解答できますが、状況設定問題の場合は、状況判断力や思考力が試されます。
【受験時のポイント・コツ】
状況設定問題の場合は、出題問題が状況を説明するために長文になっているので、試験時間がなくなってくると焦って落ち着いて考えることができなくなる可能性もあります。
過去問題に取り組み、問題を解くだけでなく時間配分の練習もする必要があります。
問題文の文字数は見れば多いか少ないかわかりますので、特に文字数の多い長文は、できるだけ後回しにし、中でも短い文の問題や過去問題で取り組んだすぐ解答できそうな問題から解答するようにしましょう。
どの問題から解答するかの順番を工夫することはすごく大切です。
看護師国家試験前の健康管理
看護師国家試験は、毎年2月後半の日曜日に実施されています。
特にこの時期は、風邪やインフルエンザが流行しやすい季節になります。
年にたった1回しか行われない看護師国家試験の受験日前になって、風邪やインフルエンザに感染し、高熱や体調不良で当日受験できなくなってしまった。
なんてことにならないように十分健康管理に注意しましょう。
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学費・入学金,募集人数,入試出願状況,オープンキャンパス状況,学部・学科の特長,奨学金制度,偏差値
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