看護学校のカリキュラム詳細内容

学習カリキュラムと概要について

看護学校で勉強するカリキュラムの分野と学習内容は次のようになります。

ただし、詳細内容や教え方などは各看護学校によって違うかもしれませんが、看護師国家試験の試験項目に合うようにカリキュラムは構成されています。

●基礎分野
○科学的思考の基盤
哲学・論理学・物理学など科学的に考えるために必要な学問や外国語・情報処理などを学びます。

○人間と生活、社会の理解
社会学・心理学・環境学など人間関係や生活環境や文化について学び理解を深めます。

●専門基礎分野
○人体の構造と機能
解剖学・生理学など身体の発生と構成や仕組みについて学びます。

○疾病の成り立ちと回復の促進
病理学・薬理学・栄養学など病気になる原因や成り立ちについて、薬や食事や栄養について、看護の基礎的な知識を学びます。

○健康支援と社会保障制度
公衆衛生・社会福祉・関係法規など医療や社会福祉にかかわる規則や制度について学びます。

●専門分野T
○基礎看護学
看護の基礎である理論、基本的技術やその知識を学びます。

○臨地実習(基礎看護学)
看護技術を病院などで実際に実習します。

●専門分野U
○成人看護学
青年期から壮年期(15〜64歳)の成人期にある人の健康問題に必要な知識や看護技術を学びます。

○小児看護学
小児期にある人とその家族が対象で、健康問題や発育障害のある小児だけではなく、すべての小児の健全な成長への支援も含まれます。

○老年看護学
65歳以上の老年期にある人の健康問題に必要な知識や看護技術を学びます。

○母性看護学
妊娠、出産から更年期まで、母性にかかかる女性が対象となります。

正常な妊娠や出産、女性の健康問題への看護に必要な知識や技術を学びます。

○精神看護学
人間の心の健康についての知識や精神に障害についての知識や看護技術を学びます。

○臨地実習(成人看護学 老年看護学 小児看護学 母性看護学 精神看護学)
専門分野Uで学んだ各看護学を対象にした看護技術を実際に病院などで実習します。

●統合分野
○在宅看護論
社会の幅広い領域で、あらゆる健康状態、生活にある個人・集団・コミュニティに対して、大きな視点で看護を行うために必要な知識と技術を学びます。

○看護の統合と実践
新たなカリキュラムで追加された科目であり、各学校により内容が異なりますが、たとえば、災害での看護のような通常の看護の領域をこえた実践的で統合的な内容が取り上げられています。

○臨地実習(在宅看護論)
訪問看護や介護施設などの医療施設以外で看護実習を行います。

○臨地実習(看護の統合と実践)
実務に即した実習として、複数の患者を受け持つ実習や勤務帯を通した実習、夜回の実習などが行われます。

●看護師を目指すには、必ず看護学校を卒業し、看護師国家試験の受験資格を得る必要があります。

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■検索できる条件■
学費・入学金,募集人数,入試出願状況,オープンキャンパス状況,学部・学科の特長,奨学金制度,偏差値

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