アメリカで看護師として働くには

アメリ力で看護師の仕事に就くには、次の3つの関門をクリアしなくて働くことはできません。

イギリスでは申請・登録が完了すれば働くことができますが、アメリカでは看護師の資格取得のハードルは高く大変ですが、看護師資格を取得できれば、同時にアメリカでの永住権も取得できます。

なんとしてもアメリ力で看護師として働きたいという人は、チャレンジする価値は十分あります。

まずTOEIC・TOEFLを受験しよう

アメリカで看護師になるには、まず「TOEIC」か「TOEFL」を受験し英語力を証明する必要があります。

TOEICのスコアでは725点以上、TOEFLのスコアでは580点以上が必要です。ただし、これらの英語検定ではレベル証明の有効期間が2年間となっています。

次にCGFNSを受験しよう

TOEIC・TOEFLで英語力を証明できるスコアが獲得できれば、レベル証明の有効期間2年間の間に「CGFNS」という試験に合格しなければいけません。

CGFNSの試験とは、看護学校卒業と同程度の知識を身に付けていることを証明する試験です。

CGFNS試験は年2回、日本国内でも受験可能で、受験申し込み期限は試験日の約3ヵ月前までとなっています。

CGFNSの受験資格は次の3つが必要になります。
@日本の高等学校卒業証明書
A看護学校の卒業証明書
B看護師の資格取得者であること

ただし、准看護師は、受験資格を満たしません。

最後にNCLEX-RNを受験しよう

CGFNS試験に合格したら、次にNCLEX-RNの受験資格が得られます。このNCLEX-RN試験とはアメリ力の「看護師資格試験」になりますが、全米で通用する資格ではありません。

アメリ力は非常に大きな国なので、NCLEX-RN試験は、各州ごとに合格点が異なります。

よって合格した州でのみ看護師として勤務することが可能になります。

NCLEX-RN試験合格後、看護師免許が交付され、その州で就職先をさがし就労ビザを取得します。

注意しないといけないのは、就労ビザを取得まで3ヵ月以上かかることもあるので、計画性をもって試験に臨まないと、再度TOEICを受験し直すことになる場合があります。

●看護師を目指すには、必ず看護学校を卒業し、看護師国家試験の受験資格を得る必要があります。

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■検索できる条件■
学費・入学金,募集人数,入試出願状況,オープンキャンパス状況,学部・学科の特長,奨学金制度,偏差値

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